11月6日(火)

ジャマイカのモンテゴベイに到着。
今日は「リゾートビーチでのんびり」というツアーに入って海に行きます。
朝、普通に起きてデッキで朝食を摂り、ジャマイカの大地が近づくのを間近に見ながら、知り合いとちょっとおしゃべり。

ジャマイカに到着!

9時前、予定通り到着し、下船の許可もスムーズに下ります。全員が降りるのに5時間以上かかったアメリカに比べれば、ここは天国。

ツアーの集合時間は9時45分。全員で船を降りて港に出て、船が来るのを待って外で並び・・。
しばらく並んでいると、「船の到着が遅れますので、冷房の効いた中でお待ちください。」というアナウンス。最近、ツアーのトラブルが続いていて返金になったものも2つあります。ちょっとだけいやーな予感。
待つこと30分。10時半に係りの方から「連絡がありますので、こちらに集合ください。」
その時点で「こりゃあバスで行くのかな?」と、隣の人に話したら、ドンピシャでした。
本来は、港から「タクマラン」という双胴船に乗ってビーチに行く予定でした。それが、説明によれば船が故障しているので行けなくなったということらしい。

がらんとした港湾の大きな建物で待つこと30分、ツアーの中止が決定。

結果、ツアーは中止になり全額返金となりました。
そこからの対応は良かったです。30分程度でバスを手配し、11時すぎに港を出発。
20分ほどで予定のビーチへ到着しました。しかも有料ビーチと昼食まで予定通り出してくれて、有難いばかりです。小さな子供のいる家族もツアーに参加していたので、この対応は本当にうれしかったでしょう。
そこからは、カリブ海のエメラルドグリーンの海につかり、3時半まで十分楽しませていただきました。
ビーチでの荷物管理もジャパングレイスの担当の方が留守番してくれて、助かりました。

代行措置でバスで目的地へ。
クルーズのみなさん、喜んで海水浴してます。
飛行機の着陸。あの下にも有名なビーチがある。
結局無料で昼食も出してもらって、申し訳ない気持ち。
バーでアルコールも注文できます。
美しいビーチで、塀で囲われてるので治安も良い。

ビーチを3時半に出発し、再び港にバスで移動。船には4時すぎに到着。
結果的に満足の1日です。

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ツアー中止の措置については、
当初の説明の中で、「船の事務所に連絡しても繋がらなかった」という言葉もありました。どうも、旅行業者同士の連絡不足のような気がします。ジャパングレイス(ピースボートを扱う旅行業者)、このところうまくいかないなあ。
でも、船の代わりにバスの手配をしてくれて、1時間遅れとは言え予定のビーチに行き、しかも予定通り昼食も食べることができて、かえって申し訳ない気分です。
確かに船でビーチに行くという当初の計画はだめになりましたが、船よりバスの方が早く着くから、ビーチにいる時間も1時間以上損はしていません。その上バスの運賃とビーチの入場料(6ドル)と昼食代(これは知らん)を無料にしてもらったので、文句は言えませんて。(この文章は、事実を事実として記録しています。それだけです。)

もっとも、ツアーでなく個人で来た人は、タクシーが片道5ドル、入場料6ドル、昼食を15ドルかけたとしても30ドル少々で楽しめるビーチ。そもそも当初のツアー料金(1万9000円)が高すぎるとも言えます。このあたりはジャパングレイスさんに努力していただきたいところ。ジャパングレイスがどれだけ儲けているのか、または現地業者にかなり吹っかけられているのかは知りませんが、改善の必要はありそうです。

ところで、今回連れて来てもらったビーチですが、とても有名なところみたいで、ほんとにたくさんのお客さんが来ていました。夏の湘南みたいです。
(すみません、夏の湘南に行ったことありません。イメージで喋ってます。)
青い海と白い砂のコントラストが「リゾートだぞう!」と強烈に主張しています。また、すぐ近くの空港に降り立つ飛行機が間近に見られるのも素敵です。(もっと空港の近くに行くと、飛行機が浜辺のすぐ上を通過する、世界でも有名な場所があるらしい。)
水も冷たくなく、長時間泳いでも大丈夫。砂浜なので魚は少なかったのですが、良いビーチでした。途中、船の船員さんも泳ぎに来ていました。どうやら寄港地ごとに交代で出てこれるようです。自分たちのエリアのハウスキーピング係は2人いるのですが、キューバとジャマイカで1人ずつ会いました。オフの時はしっかり遊んで下さい。そして、またよろしくお願いします。

港の中のショッピングモール、ここは安全です。入場ゲートで全員のIDをチェックしてますから、変な人は入ってこない・・・はず。
チップ1ドルずつ出して、写真撮りました。まあ、これが彼らの収入源ですからね。

帰船リミットは20時なので、まだまだ時間はありますが、「ここは治安が悪いので、必ず複数で行動してください。近くだから大丈夫なんて思わないで下さい。現地の人も船が来ているのを見て知っていますから、カモが来たと思って待ってます。」
なるほど、一人でリュックを背負って来たバックパッカーの旅行者よりも、我々の方が危険かもしれません。
君子危うきに近寄らず。ここは無理せず船に戻り、おとなしく船の「シーフードブラックカレー(今日の夕食メニュー)」をいただくことにします。泳いで疲れてるし、しかもかなりアルコール入ってますので。
道中、日本語表示の車をいくつか見ました。日本の企業が使っていた商用車(トラックやバス)を中古で買ってきて使うのだそうです。日本車は壊れないので人気が高く、特にトヨタの信頼は抜群だということです。それに、ジャマイカは左側通行で、日本と同じなのです。日本車をそのまま中古で持ってきても大丈夫なわけです。道路を走る自家用車も、トヨタ、ホンダ、スズキの車を多く見ました。かなりの割合でした。

信南交通バス、そのまま走ってる。
こちらも日本のトラックです。

こんな場所で日本の評価が高いこと、とっても嬉しいです。
こまごましたものの料金を書いておきます。ジャマイカは米ドルがそのまま使えるので、換金していません。
ビーチのバーでは、缶ビールが5ドル。ちょっとカラフルなフローズンカクテルは10ドルしました。また、ここは「ブルーマウンテン」の産地。港の土産物屋では、100g程度の真空パックが20ドル前後でした。(大きなパックは40ドル少々)ブルーマウンテンではない「ハイマウンテン」というのは、200g以上入って17ドル。あまり買い物に興味も執着もないので、覚えてるのはこれくらい。どうぞ参考にして下さい。

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